
ロケ地も綺麗で。。。ってロケ地どこなん??
そんな悩みを解決いたします。
それでは、映画『わたしの幸せな結婚』ロケ地聖地巡礼9選をお届けします。
キャスト
『わたしの幸せな結婚』の主要キャストを紹介します。
久堂清霞 / 目黒蓮
斎森美世 / 今田美桜
斎森真一 / 高橋努
斎森香乃子 / 山口紗弥加
斎森香耶 / 髙石あかり
ゆり江 / 山本未来
帝 / 石橋蓮司
尭人 / 大西流星
鶴木新人 / 渡邊圭祐
五道佳斗 / 前田旺志郎
監督 / 塚本あゆ子
六華苑【斎森家】

三重県桑名市桑名663−5
美世が育った斎森家は、六華苑で撮影されました。
六華苑は、大正2年(1913年)に完成しました。
歴史の授業で習った”鹿鳴館”を設計したジョサイア・コンドルによる建築物で、4層の塔屋を持つ洋館と和風建築の折衷様式です。
回遊式庭園もあり、明治・大正期を代表する貴重な建造物として洋館と和館が国指定重要文化財。庭園は国の名勝に指定されています。
内部での撮影も行われ、豪華絢爛な斎森家の雰囲気が醸し出されていました。
美世が閉じ込められた”蔵”も六華苑にあるものです。
舞鶴地方総監部会議所(東郷邸)【久堂清霞宅】

京都府舞鶴市余部下1200
舞鶴鎮守府の初代長官・東郷平八郎も暮らした邸宅です。日露戦争といえば名前が出てくる”東郷平八郎”です。
一部洋式を取り入れた木造平屋建の建物で、清霞と美世が結婚生活を送る住まいとして登場します。映画に登場する木造の門も趣があって素敵です。
東郷邸は、海上自衛隊が保管・管理しており、月に1度一般公開されています。
見学可能日は基本的には1月を除く第1日曜日のみ。業務等により公開されない場合もあるので、海上自衛隊の公式サイトで事前に確認してから聖地巡礼を楽しみましょう。
藤井彦四郎邸【清香邸の台所】

滋賀県東近江市宮荘町681
久堂清霞の台所で美世が料理をするシーンの撮影で使用されました。
『わたしの幸せな結婚』のクランクインも藤井彦四郎邸で行われたようです。
嫁いで2回目の朝食のシーンは涙腺が崩壊する印象的なシーンでしたね。
高田本山専修寺【帝が暮らす宮城等】

三重県津市一身田町2819
2017年に三重県の建造物として初めて”御影堂”と”如来堂”が国宝指定を受けました。
”御影堂”は、国宝木造建築物で5番目の大きさを誇ります。
”如来堂”は専修寺の本堂(お寺のご本尊を安置している建物)で、各所に精緻な彫刻が施されています。
どちらの建物も高さ25mを超えます。
また、敷地内には11棟の国指定重要文化財がある歴史あるお寺です。
その他、専修寺では
”大玄関”が宮内庁の入り口として撮影されました。(一般公開されていません。)
”通天橋”が堯人(皇子)が、侍従たちの列の真ん中を進んでいくシーンが撮影されました。
聖母女学院【帝国陸軍の対異特務隊の屯所】
京都府京都市伏見区深草田谷町1
聖母女学院は久堂清霞の職場として登場します。
レンガ造2層の銅板葺きで左右対称のデザインが印象的です。
1908年(明治41年)の建造物で、元々は陸軍第16師団の司令部庁舎。
正面中央はイオニア式のオーダー(古代ギリシアの建築様式)とペディメント(屋根にデザイン上の小屋根を設けた物)で威厳あるデザインで、両翼はトスカナ式意匠(古代ローマの建築様式)とし、屋根に大小ドーマー窓(勾配のある屋根面から垂直に突き出した形の窓)を並べてあります。
内部の木造階段も現存しており撮影にも使われています。玄関までのアプローチの外構設計も石張りで美しいです。
奈良県橿原市今井町の町並み【美世と清霞の初デートシーン】

奈良県橿原市今井町1丁目付近
きんせ旅館【清霞と美世が生い立ちを語り合う甘味処】

京都府京都市下京区西新屋敷太夫町79
きんせ旅館は、江戸末期に揚屋(あげや)として建てられたとされます。
揚屋とは、遊女を呼んで遊興する店です。2階の掃き出し窓や1階の出格子(でごうし)などに、花街の風情が漂っています。
しばらくは利用されていなかったようですが、
京都市から歴史的風致形成建造物の認定(地域における歴史的風致の維持および向上に関する法律による認定)を受け、2009年(平成21年)に1階でカフェバーを開始。
さらに2011年(平成23年)からは、1日1組(6人以内)限定の素泊まりの宿として、旅館業も再開してます。
1日1組限定のきんせ旅館、宿泊して江戸期の雰囲気を十分に感じてみたいですね。
北吸トンネル【美世が疾走するシーン】

京都府舞鶴市北吸740
赤レンガ造りの全長約110mのトンネルは、1904年(明治37年)に軍港引込線(主要な路線から分岐し軍港に入るための線路のこと)として造られました。
トンネル内は、レトロな街灯が灯り、雰囲気も抜群です。
舞鶴の工業化を支えた旧軍港引込線の代表的遺構で,現在は自転車道として市民に広く親しまれているようです。
舞鶴赤煉瓦パーク【ラストの決闘シーン】

京都府舞鶴市北吸1039−2
舞鶴赤煉瓦パークでは、映画のクライマックスとなる戦闘シーンの撮影が行われました。
この一帯は、1900年(明治33年)から1921年(大正10年)までに軍需倉庫として建造された赤れんが造の建物が多く残っており、1号棟から8号棟の8棟が、国の重要文化財に指定されています。
建物内部の戦闘シーンは5号棟の2階で撮影されました。外壁はレンガ造ですが、梁や小屋組は木材が使われていましたね。
通常は非公開ですが、「赤れんがガイドツアー」に参加すれば見学可能です。
まとめ 『わたしの幸せな結婚』ロケ地聖地巡礼9選
『わたしの幸せな結婚』ロケ地聖地巡礼9選をお届けしました。
・六華苑
・舞鶴地方総監部会議所(東郷邸)
・藤井彦四郎邸
・高田本山専修寺
・聖母女学院
・奈良県橿原市今井町の町並み
・きんせ旅館
・北吸トンネル
・舞鶴赤煉瓦パーク
映画を観た後は聖地巡礼の旅に出かけてみましょう!案外お住まいの地域のご近所かもしれませんよ!!